仕事がなくてヒマ仲間と「使っている携帯キャリアおよび継続年数」について話していました。1985年生まれの私はauがガク割を導入したときからのauユーザなんですけども、その前ってピッチ使ってたよねえっていう話になって。H”(エッヂ)ってやつ使ってた、江口洋輔?か誰かが宣伝してたやつ。
PHSで、メールはPメールっていって20文字くらいしか送れなくて(しかもカタカナ)、eメールは「Pメールデラックス」とか呼ばれていた。それでも、ポケベルを持っていたコ達からするとすごい進化だったらしい。(私は持ってなかった)
それで思い出したの、用もないのにワンコールしてた頃のこと!(ワンコールを略してワンコと呼ぶ)
いわゆるワン切りのことですが、詐欺のほうじゃなくてね!
メールするほどじゃないけど、いま元気? みたいな時に、着信音が鳴るか鳴らないかぐらいの超短いコールで着信履歴を残し合う文化があったのです。短ければ短いほどよい、というかかっこいい。「○○ちゃんマジワンコ速いよね!」みたいに賞賛される。
大体、学校から帰ってゴハン食べて一息ついた20時頃とか、お風呂入った!もう寝る!みたいな23時半とかにワンコールをするの。そして受けた者は出来るだけ直ちに「ワンコ返し」をしなきゃダメだった。かなり遅れた時とかは次の日学校行って会ったときに「いやー昨日ワンコ返せなくてごめんねー」とか一言謝ったりしてた。
ワンコールには二通り使い方があった。ワンコールを返しあうこと自体が目的のもの、のほかに、料金の節約の意味があった。メールやりとりしてて、話もまとまった頃に「わかったりょーかいじゃあねー」って意味でワンコール。メール1通分節約。似たような感じで、連続で3回くらいやって「そっちから連絡してよう!」みたいな。主に今月料金がヤバイ人などが使ってた。
節約目的の方は、Pメール使い放題になるにつれて廃れていったような気がする。
私の中学校だけなのかな?って思ってぐぐってみたら、思い出したようにブログに書いてる人みつけました。
→ワン切り。(真鍋摩緒さん、1985年5月生まれ) ←同世代
→PHSとワンコの文化(北海道、札幌)
→ワン切りって、知ってますか!?(吉崎 寛さん、2006年大学卒業) ←同世代
うむむ、北海道ローカルのカルチャーなのかなぁ。そうでもないような。
「Pokeとはワン切りのようなものである」と説明している人もいました
→Facebookの使い方
→facebook TOP10 Applicationまとめ(2007/12/10現在)
→我ながら今回は字が多いな? 「ソーシャルメディア維新」
Poke: 指でちょんってつつく
っていう訳は、まさにPHS世代が夜な夜なやっていたワンコールの儀式にぴったりだなぁって思いました。facebook日本語ヘルプに「昔流行っていたワンコのことです」って書いておいてくれればすぐわかったのになー
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