スキンピッキングの治療をはじめました

2017年5月25日 | からふみ | ファイル: 日記.

いつからかは覚えていないのですが、たぶん大学受験の頃には発症していたと思われる、スキンピッキング(皮膚むしり症/自傷性皮膚症と載っているサイトもあります)の治療を始めました。というのも、この数年で症状が悪化していて、右手の親指の指紋をとうとうiPhoneが認識できなくなってしまったためです。

まず会社の産業医面談にて内科の先生に相談してみたところ、先生は本社にいらっしゃる方で札幌の病院には詳しくないので、具体的に病院の紹介などはできないが、まず痛みをなんとかすることを優先して皮膚科へ行くことを勧められました。かかりつけがあれば…ということで、口唇ヘルペスが出たときに通っている皮膚科の先生が優しい女性のおばさまの先生なので、話せるかも。と思い、勇気を出して行ってみました。

この症状と付き合っている人でないと分からないと思いますが、
「気が付くと自分の爪で指の皮膚を毟っている、ひどい時には抉っているが、血が出たりペンが持てなかったりして生活に支障が出ているのにどうしてもやめることができない」ということを言葉にして説明するのが非常に、とてもつらいことでした。

だけど、何とか話をすることが出来て、途中で言葉に詰まったりしたことでいろいろ察してくれたみたいで(皮膚科はそういう気持ちの問題も抱えている人が多いようなので優しい先生が多いですよね)、看護師さんもやさしくしてくれました。
傷薬と、少しの薬と保湿剤(うわさのヒルドイド!)を病院で混ぜて作ったクリームと、綿の指サックを使って治療することになりました。薬を塗った後にクリームを塗って、上から綿の指サックをしています。自分でどうにかしたいって足掻いていたときも、絆創膏とか事務用の指サックやってみたんですけど、絆創膏はずっとしてると下の皮膚がお風呂の時みたいにふやけてやわらかくなってしまって、外したタイミングでガリガリ削ってしまいました。(最高にやりやすかったです…)
事務用の指サックはビニールだから蒸れて気持ち悪いし、同じ結果になりました。

手を洗う時や洗い物の時に取る手間もあるしiPhone打てなくて面倒ではあるけど、綿の指サックは痛くないし自分の爪も防げるし、蒸れないから患部もふやけないし、最高です。
職場の人にどうしたの?けがしたの?って聞かれるのが面倒でしたが(そういうのも気持ちが乱れるよね)、ちょっとけがしちゃいました~で乗り切りました。

根本治療にはなってないけど、とりあえず夏くらいまでには素手でもペンを持って書けるようになりたいです。
がんばる。


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