サウスバイで泊まってたホテルから歩いて5分ほどのところにソウルサイクルがありまして…これは絶対に漕ぎに行くしか!と楽しみにしていたんですが、滞在11日で4漕ぎっていう札幌にいるのと変わらないペースで行ってしまいました(笑)
「ド初心者でないFeelcycle会員の人が行ってみた体験談」ということで、今後行かれる方がもしいらっしゃれば参考にして下さい。
予約方法
まずネットで会員登録をして、20ドルのはじめてパック(SERIES FIRST TIME RIDE)を購入します。ネットで会員登録する時はアメリカの住所が必要なので、何かしらの工夫が必要です。ソウルサイクルは1レッスンの「クラス」か、何レッスンかがセットになって少しお得な「パック」を購入して通うのが主な通い方で、フィールサイクルの旧会員さんみたいに無限通い放題はないです。
First time rideの後に1回のみ、Soul Starterという3レッスン60ドルのお得パックを購入することができますが、その後は一番お得な30クラスパック・75ドルでも1レッスンあたりの単価は25.8ドルなので、FCと比べるとかなり高いですね。。。RPG会員の方でも30回だと単価540円とかだよね。多分。
キャンセル・ウェイトリスト
キャンセルは前日の17時までなら無料ですが、それ以降は「クラス」が消化されます。。。Waitlistingというのが第一次キャン待ちで、予約がいっぱいなレッスンでもキャンセル待ちをすることができ、前日の17時以降に「空きが出たのであなたのバイク番号はX番に決まりました」ってメールが来ます。つまりFC方式のようにキャンセルが出たらweb上でもバイクが空くってわけではなくて、おそらくWaitlistingの早い順から回っていくっぽいです。
また当日にスタジオでキャン待ちをすることができますが、その場合はレッスン開始4分前まで締切られないので、基本的には着替えて待つことになります。
クラスの種類
詳しくはSOUL Classesをみてください。初めての時は45分のSoulCycleってやつを予約します!
SoulCycle 45分 / SoulFundamentals 60分の基礎みっちりクラス(IR二人) / SoulSurvivor 60分 / SoulChallenge 90分 /SoulActivate 45分 /SoulActivate Survivor 60分
BB1みたいやつはないです。SoulcycleってクラスはまあBB2相当で、先生とその日のプログラムと頑張り方によって強度が変わりますって感じ。プログラムもその日先生が作ってくるセットリスト次第なので何が来るかわかりませんw
(一部、Lady Gaga and Rihanna みたいにテーマ出てるクラスもあり)
SoulFundamentalsみたいなのフィールでもやってほしいなぁ。
当日の流れ
当日は15分前までに行けばOKなんだけど、着替え終わってる状態で15分前っていうのがいいみたいなので、スタジオで着替えたい人は少し早めがいいかも。
①注意事項の紙にサインして緊急連絡先の人の名前と電話番号を書く
→なので一緒に研修に行った人にお願いして書かせてもらいました
②カウンターで靴をレンタル
③スタジオ設備の説明
④スタジオがオープンしたら自分のバイクのところへ行ってセッティング
手を挙げてスタジオ内うろうろしてるスタッフの人を呼ぶとやってくれます
⑤レッスン開始までペダリング!
スタジオの設備や受付・レンタルについて
靴のレンタルは有料です
はじめてパックには靴代3ドルが含まれているのでかかりませんが、それ以降にレッスンを受ける人で靴をレンタルしたい人は受付の時にお金を払って靴をレンタルします。
靴のサイズ、なんかふつうのアメリカ表記と違ったんだけど「ヨーロッパサイズで39くれ」って言ったらちょうどいいの出てきたので、フィールサイクル会員の方はそうやっていつも借りてるサイズを言えばきっと何とかなると思います。
チェックイン
クラス予約名簿みたいのがカウンターに乗ってます。初めての時はカウンターで「はじめてです!予約した○○です」って言うとその名簿から名前を探されて、そこから前述の手続き。2回目以降は自分の名前の横に手でサインを書き入れる方式です!なので会員証とかもない。3回目に行った時に「確かあなたシューズのサイズこれよね」って出してくれて、4回目は「おはよう!」ってそのサイズ出してくれたので受付の人がスーパー有能なのかも…
お水も有料でちょっと高いので(FIJIだけど)買って行くといいかも。もしくは水筒があれば、ロッカーのところにフィルタードウォーターファウンテンがあります。浄水されてるのいいよね。FCもやってくれたら最高なんだけど。
スタジオの設備
スタジオによって違うと思いますがDATXはロッカーは男女共用でそこから更衣室兼シャワー室兼トイレに分かれます。結構びっくりした。
フェイスタオルとバスタオルは無料です。フェイスタオルはバイクに一枚ずつのせてあって、バスタオルはシャワー室内にあるのを自由に取って使う方式です。ドライヤーとかもあるけどFCのあの規模ではない(DATXは確か二つか三つしかなかった)。もうウェア着た状態+スウェットとかで来て、そのまま帰る人が多いので、シャワー室使ってる人あんまりいないかも。
あとスタジオ内の入り口のとこにヘアゴムと耳栓、返却ボックスの横にビニール袋(ソウルサイクルのロゴ入りでめっちゃかわいい)があって、自由にとって良いことになっています。ビニール袋、最高なのでFCもぜひ取り入れてほしい。汗でべっちょべちょのウェアを脱いだ後に袋を忘れたと気付いた時の絶望感といったら…ふつうの透明のビニール袋でいいからさ…
レッスンの流れなど
ソウルサイクルは基本的に先生は直前まで出てこなくて、フロントに4-5人いるスタッフの方が受付からバイクセッティング、スタジオ内のお掃除まで担当しているみたいです。ほぼみんなインスタをやっていて「今日のレッスンまだ空きあるから来てね!」とか日常生活とか「本日のレッスンのセトリはこれ」とか投稿している。B-monsterがそうみたいですよね。フィールでやったら大変なことになる…気もするけど案外あの「なんとしても写真を撮らなきゃ」感は落ち着くかも?とも思いますw
セッティング
スタジオに入ったらスタッフさんが何人もウロウロしているので手を挙げて「はじめてです!!」って言うとセッティングしてくれます。はじめてじゃなくても「手伝ってほしい!」って手をあげると来てくれるよ!
サドルの高さは腰骨、ハンドルの前後はサドルの先端に肘を当てて、中指の先に更に指を3本分並べた位置にくるように というのがソウルサイクル式セッティングらしい。
バイクはネジじゃなくロックレバーがついているので、サドル前後・高さ・ハンドル前後・高さが決まったらパチっと固定します。初めての時はスタッフさんがやってくれるし、その後も分からなかったら手を挙げてスタッフさん呼べば教えてくれます。
45分レッスン(SoulCycle)の構成
別の先生で4レッスン受けたんですけど下記の流れは同じだったので、そういう風に作るってことだけ決まってるのかもしれません。
・1曲目 P3で延々ダブルタイム(ウォームアップ)
・4-5曲
・ダンベル
・ダンベルの次 しっとりめの曲でP3ダブルタイム
→いくつか灯っているキャンドルを先生がバイクの前に持ってきてくれて、何人かが吹き消す
・ダンベルの次の次がラスト
・退室タイム
・バイク上で上半身のストレッチ
・下半身のストレッチ
→最後に深呼吸 両腕を上にあげてbreathe in 両手を胸の前で合わせて breath out
…………あれw
いやー最後のあれってやっぱLAVAからだからヨガ的な感じで取り入れたのかなーなんて思ってたんですが、まさかのソウルサイクルからの全パクリインスパイアだったとは。このことを知って以来、FCで最後に両手を胸の前に合わせる時にちょいちょい笑いそうになってしまいます。まさかの。全パクリ。
レッスンの感想
途中だいたいFCでいう3曲目とか5曲目のあたりで「両隣の人とハイタッチ!」とか「みんなでボトルを掲げてカンパーイ!」とかいうアメリカンな催しがあります。キャン待ちで入ってすごい前列で漕いだ時にハイタッチした人が、次の日行ったら受付にいて「昨日隣だったよね!」ってスタッフさんだった!っていうおもしろい出来事がありました。
あとレッスンで印象的だったことは…Runがない。というか、曲に合わせてP3ダブルタイムでめちゃくちゃ速いっていうのは何度かあったんですけど(案の定しにそうになった)、足を軽くした状態で速度を出すフィールサイクルスタイルのRunは全くなくて、どちらかというとトルクをがっつり重くしてできる限りの速度で漕ぐ(曲には合わせなくて良い)っていうRunがP3でもP2でもたくさんありました。どっちかっていうとトップライドに近い印象。まあトップライドも輸入物だもんね。
一番衝撃的というか…カルチャーショックだったことは、まじみんな自由で、P3だっつってんのに普通に座るし、ダブルタイムなのにすごいゆっくりやる人もいるし、インストラクターさんも煽ってくるんだけど、自分のベストを尽くして達成感を感じられたらそれでよし!みたいな感じでみんなそれぞれ頑張ってるっていうのが、すごくいいなって思いました。
っていうのも、SPR再オープンでリザレクション受けて昔のBB2が気持ちよかったなーって感じたのと、2-Hous1改変がショックだった+2ゲッタがダメ押しのダメ押しみたいな感じだったりはうちゅーが簡単めに感じたりとかしたことで、FC強度のインフレがやばいなって思ってたのがあって。私はほんと小太りだし元々運動ニガテだったから、2-6~2-15あたりまでの丁度よさで定期的に長く続けたいのに…って思うことが多かったので、つらいレッスンをコリオ通りに漕げなくても落ち込む必要とかもうないかなってソウルサイクルの人達をみて思いました。
っていうか元々そうなのかもしれないけど(最近の前説でもすごいfeel the music言ってるもんね)、やっぱ「強度の感じ方は人それぞれなのでできなくても大丈夫です」から「ちゃんとコリオ通りできるレッスンの方が少ない」って状態は結構へこんでたから。
もちろんできなかったレッスンが段々できるようになるのとか限界までプッシュする(←F1オタの言い方)のは楽しかったけど、それも正直もういいかなーみたいなところがある。
長々と語っちゃったけど、DATXで受けた中ではJack先生の1曲目Greatest Showman(延々P3)→Fix You→Surrenderとか、Chris先生(シニアインストラクター)のダンベルで「左手を腰に当てて右のダンベルは顔の近くで持って」って言われて何の動作かと思いきやSING IT LOUD! っつってみんなでホイットニーヒューストン歌ったりしたのが楽しかったです!Christy先生の鬼レッスンも、Isaiah先生がいきなりバク転しだしたりしたのも、おもしろかったなぁ。
アパレル
入ったところに服屋さんみたいにいっぱいかかっています!ネットショップで商品載ってるんですが、靴下からバッグ、ポーチ、水筒みたいなものまで売っています。スウェットパンツとかパーカーみたいなの売ってるのなんでだろうと思ったけど謎がとけた。行き帰りに着てく用だったのね。
記念にDATXのタンクトップ買いました。そして最終日に着た!フィールでは恥ずかしくて着た事ないんですが旅の恥は掻き捨てで…。
まとめ
楽しかったしいろいろ体験できたことがすごく良かったけど「こんなインフレ状態のやつ、必要以上に(自分のキャパ以上に)無理して頑張らなくていい」ってマインドチェンジできたことが一番良かったなって思ってます。なんだか精神論になってしまったけど。
最高だった点
・スタッフさんが潤沢なのでセッティングや困った事はいつでも聞ける!
・汚れ物を入れる用のロゴ入りのビニール袋が自由にもらえる
ちょっと…(´・ω・`)だった点
・シューズが有料(3ドル)
・セットリストがわからない
すごい点
・更衣室内に自撮り用のハッシュタグ入り鏡があるw
私はもうないと思うけど、アメリカ行く機会がある方はぜひやってみてください!
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